旅行に行くときは、事前にガイドブックなどを読みながら、行きたいところや食べたいものなどをピックアップしていきます。
どれもこれもおいしそうとか、あれを見てみたい、ここに行ってみたい、とかイメージを膨らませる、好きな時間です。
そして、ある程度の予定をざっくりと決めておきます。
でも現地に着いたら、ガイドブックに頼るのはほどほどにして、自分の感覚で歩くことを大事にしたいなと思っています。
ガイドブックやネットなどの情報ばかりを頼りにして、そこで紹介されているおすすめばかりをたどっていくのも、それは自分の旅ではなくて、人の旅をなぞっているだけのような気がして、味気ない。
歩いている途中で、ちょっと小腹が減ったからそこに見えているお店で食べてみよう、という小さなお店が台湾にはたくさんありました。
牛肉麺とパイコー麺。手前のあっさりスープの麺にパイコー(豚肉を揚げたもの)が別皿で出てきます。(写真を撮り忘れてしまいました・・・)麺はもちろん、パイコーもスパイシーでおいしかった!追加で注文した水餃子も絶品でした。
たまたま見つけたお店なので、次回行ったとしてもきっと、同じお店にはもう行けないかもしれないけれど、そんな偶然の出合いで入ったお店がとてもおいしかったりすると、とても得した気分になります。
自分の足で歩いて、感じていくと、初めての地で何となくふわふわとしていた足元が、だんだんと“地に足がついていく”ような感覚になります。
もちろん、ガイドブックで見つけたお店を探しに行ったりもしました。
Hanakoの台湾特集を見ていて見つけた、ハマグリのスープ。
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これが食べたくて、地図を頼りにテクテク歩いて行きました。
たっぷりのハマグリが入ったスープ。
身もプリプリで、生姜以外余計なものが何も入っていない、じんわりとほっとする、温かいスープでした。
短い日程の旅行で、ガイドブックも何も頼りにせずに回るのは効率も悪いけれど、頼りにし過ぎず、うまくバランスをとりながらその土地を味わい、旅を楽しんでいます。